【阪神競馬場 芝1400m】過去血統データから読み解く!コース解説

血統から分かるコース適正

短距離~中距離馬と幅広く分布

洋芝適性の高さ=潜在的なパワーの高さが重要 ダート的なパワーはイマイチ

スピードの持続力に長けた馬がねらい目→グレイソヴェリン系、ボールドルーラー系、ファピアノ系

中山競馬場 芝1800mで開催される重賞レース

阪神カップ(G2)

フィリーズレビュー(G2)

阪急杯(G3)

コース解説

スタートしてから最初のコーナーまで約450mと長いため、先行争いは激化しにくく枠の有利不利はあまり大きくありません。

短距離戦ということもありますが、最終直線まで平坦→下り坂になるため、ハイペースになりやすいコースです。

3,4コーナーは比較的急な構造をしており、外目にいた馬は外々を回されます。

最終直線が短いためここからスパートをかけられるかが重要になりそうです。

最終直線は約360mと短めです。

ゴール手前100mには、急坂があるためここを上り切れるパワーも必要になってくるコースです。

過去血統データ

種牡馬

種牡馬1着2着3着着外合計勝率連帯率複勝率
ディープインパクト626445810%14%24%
ダイワメジャー43542547%13%22%
フジキセキ41242498%10%14%
ロードカナロア31135408%10%13%
サクラバクシンオー32231388%13%18%
キングカメハメハ332212910%21%28%
クロフネ11022244%8%8%
マンハッタンカフェ14015205%25%25%
アドマイヤムーン00117180%0%6%
ハーツクライ10112147%7%14%
キズナ0317110%27%36%
ステイゴールド1028119%9%27%
スクリーンヒーロー0019100%0%10%
スウェプトオーヴァーボード0118100%10%20%
モーリス1107911%22%22%
キンシャサノキセキ1017911%11%22%
マツリダゴッホ000880%0%0%
フランケル1303714%57%57%
ジャスタウェイ1014617%17%33%
ミッキーアイル1113617%33%50%
ハービンジャー001450%0%20%
ゼンノロブロイ020350%40%40%
ワークフォース001340%0%25%
ブラックタイド000440%0%0%
ヴィクトワールピサ000440%0%0%
エイシンフラッシュ000440%0%0%
キタサンブラック000330%0%0%
ドゥラメンテ1001250%50%50%
ローエングリン1001250%50%50%
アイルハヴアナザー1001250%50%50%
ビックアーサー000110%0%0%
ドレフォン000110%0%0%
阪神カップ(G2),フィリーズレビュー(G2),阪急杯(G3)より集計

母父

母系統1着2着3着着外合計勝率連帯率複勝率
Tサンデー系12253582%5%9%
ダンチヒ系432334210%17%21%
ロベルト系31227339%12%18%
ヴァイスリージェント系13226323%13%19%
サンデーサイレンス系323223010%17%27%
グレイソヴェリン系25216258%28%36%
キングマンボ系10318225%5%18%
Pサンデー系21118229%14%18%
ボールドルーラー系311141916%21%26%
サドラーズウェルズ系10215186%6%17%
ミスタープロスペクター系10017186%6%6%
ニジンスキー系10014157%7%7%
ストームバード系04010140%29%29%
ヘイロー系01013140%7%7%
シーキングザゴールド系10112147%7%14%
プリンセリーギフト系00014140%0%0%
リファール系12010138%23%23%
ノーザンダンサー系00012120%0%0%
フォーティナイナー系00111120%0%8%
ファピアノ系22241020%40%60%
ゴーンウエスト系010890%11%11%
リボー系1116911%22%33%
レッドゴット系000660%0%0%
マンノウォー系000660%0%0%
マキャベリアン系001450%0%20%
トールビヨン系001450%0%20%
ディープインパクト系000440%0%0%
ヌレイエフ系000440%0%0%
ウッドマン系000440%0%0%
ノーザンテースト系001230%0%33%
阪神カップ(G2),フィリーズレビュー(G2),阪急杯(G3)より集計

短距離~中距離馬が優勢

種牡馬データを見ると1400mということもあり、短距離~中距離を得意とした産駒が幅広く出走しており、結果を残しています。

ロードカナロア、サクラバクシンオー、キンシャサノキセキといった短距離を得意とした産駒を見るとそこそこといった印象を受けます。

阪神競馬場1400mはコースのほとんどが平坦またはなだらかな下り坂となっており、スピードに乗りやすくその分スタミナの消耗が激しいコースです。

そのため、短距離戦の中ではスタミナの求められるコースだと言えます。

カギになるのは洋芝適性?

種牡馬データでは、ステイゴールド、フランケル、ミッキーアイル、キズナ、母父ではファピアノ系の戦績が良くなっています。

これらの産駒は札幌・函館での戦績が良く、洋芝適性が高いという共通点があります。

阪神競馬場は野芝を採用しているため、合致しませんが、重要なのは洋芝を走れる=潜在的なパワーがあるということです。

阪神1400mはコースの大半が平坦または下り坂になっており、スピードに乗りやすくスタミナの消耗が激しくなるコースで、ゴール手前には急坂があり、ここがポイントになってきます。

この急坂を上るためにはスタミナがない中で発揮できる潜在的なパワーが必要になるため、洋芝適性が高い馬が好走していると考えられます。

アドマイヤムーン産駒、ヴィクトワールピサ産駒、ダート系ミスタープロスペクター系統種(フォーティナイナー系、ウッドマン系など)の戦績が悪いので、ダート的なパワー能力はスピード能力を低下させるためあまり適さないようです。

スピードの持続力を活かしたロングスパート血統に注目!

母父データを見ると、スピードの持続力に定評のあるグレイソヴェリン系、ボールドルーラー系、ファピアノ系の戦績が良いことがわかります。

阪神1400mでは、最終直線が短いためコーナーからスパートをかける競馬が強い傾向にあるコースであるため、スピードの持続力を活かしたロングスパートを掛けられるこれらの系統が好走していると考えられます。

血統から分かるコース適正

短距離~中距離馬と幅広く分布

洋芝適性の高さ=潜在的なパワーの高さが重要 ダート的なパワーはイマイチ

スピードの持続力に長けた馬がねらい目→グレイソヴェリン系、ボールドルーラー系、ファピアノ系

Course

Posted by dooto0731