【中京競馬場 芝2200m】過去血統データから読み解く!コース解説

2025年1月15日

血統から分かるコース適正

・かなりスタミナが求められるコース

・瞬発力よりもスタミナ、起伏への適応力、長くいい足などの能力が必要

・ステイゴールド系が強い

・シンボリクリスエス産駒に注目

中京競馬場 芝2200mで開催される主な重賞レース

日経新春杯(GⅡ)2021~2023年、2025年

神戸新聞杯(GⅡ)2020~2022年、2024年

データ数の都合上下位2レースを採用

※尾張特別(2勝クラス)

※木曾川特別(2勝クラス)

コース解説

スタートしてから約500m直線を走ります。道中は最終直線と同じ坂を上り続けるためペースは落ち着きやすいです。

向こう正面は長い下り坂になっており、スピードに乗りやすい地点になっています。

また、3・4コーナーはスパイラルカーブになっており、スピードが落ちにくい構造になっています。

最終直線は約410mで、急坂を上った後になだらかな坂といったように、常に上りになっており、ここを上れるかがカギになります。

過去血統データ

種牡馬

種牡馬1着2着3着着外合計勝率連帯率複勝率
ディープインパクト624213318%24%36%
ハーツクライ24118258%24%28%
キングカメハメハ204142010%10%30%
ステイゴールド13012166%25%25%
ハービンジャー10113157%7%13%
ルーラーシップ10111138%8%15%
キズナ0128110%9%27%
マンハッタンカフェ20271118%18%36%
エピファネイア10091010%10%10%
シンボリクリスエス22061020%40%40%
オルフェーブル1116911%22%33%
ジャスタウェイ002570%0%29%
スクリーンヒーロー001560%0%17%
ロードカナロア021360%33%50%
ドリームジャーニー1113617%33%50%
バゴ1103520%40%40%
ヴィクトワールピサ001450%0%20%
ドゥラメンテ000440%0%0%
ゴールドシップ1102425%50%50%
ダイワメジャー000440%0%0%
ゼンノロブロイ000440%0%0%
アドマイヤムーン010340%25%25%
ジャングルポケット000330%0%0%
ノヴェリスト001230%0%33%
タニノギムレット1101333%67%67%
ダンスインザダーク000330%0%0%
バトルプラン000330%0%0%
エイシンフラッシュ000330%0%0%
グラスワンダー010230%33%33%
アグネスタキオン011130%33%67%
日経新春杯(GⅡ)2021~2023年、2025年,神戸新聞杯(GⅡ)2020~2022年、2024年,尾張特別(2勝クラス),木曾川特別(2勝クラス)より集計

母系統

母系統1着2着3着着外合計勝率連帯率複勝率
ミスタープロスペクター系23546564%9%18%
サンデーサイレンス系423233213%19%28%
ヴァイスリージェント系11122254%8%12%
ロベルト系13316234%17%30%
Tサンデー系311172214%18%23%
ダンチヒ系02317220%9%23%
ディープインパクト系32081323%38%38%
サドラーズウェルズ系21281315%23%38%
ボールドルーラー系11010128%17%17%
グレイソヴェリン系1047128%8%42%
ストームバード系1109119%18%18%
ノーザンテースト系020790%22%22%
リファール系011570%14%29%
トウルビヨン系1114714%29%43%
ヌレイエフ系1014617%17%33%
ヘイロー系1004520%20%20%
ネヴァーベンド系020350%40%40%
ニジンスキー系000440%0%0%
Pサンデー系1003425%25%25%
ノーザンダンサー系000440%0%0%
ハンプトン系1101333%67%67%
Dサンデー系000330%0%0%
日経新春杯(GⅡ)2021~2023年、2025年,神戸新聞杯(GⅡ)2020~2022年、2024年,尾張特別(2勝クラス),木曾川特別(2勝クラス)より集計

スタミナが必要なレース

種牡馬データではマンハッタンカフェ産駒、ハーツクライ産駒、ステイゴールド系産駒といった中距離~長距離種牡馬、母系統データではグレイソヴェリン系、ネヴァーベンド系などのスタミナ補完型の系統の戦績が良いことがわかります。

ディープインパクト産駒、キングカメハメハ産駒の成績が良いことも加味すると、中京2200mは中距離~長距離にかけてのスタミナが要求されることがわかります。

適性が高すぎるステイゴールド系

中京2200mではステイゴールド系の戦績は【4-6-2-23】とかなり高いです。

ステイゴールド系は起伏に強く、スタミナがある産駒が多い系統であるためこのコースへの適性が極めて高いといえます。

ステイゴールドの適性が高いことは間違いないですが、ステイゴールド産駒種牡馬はオルフェーブル、ドリームジャーニー、ゴールドシップとすべてメジロマックイーンを母父に持つため少なからず母父の影響もあると考えられます。

瞬発力はあまり求められない

瞬発力があることに越したことはないですが、東京のような一瞬の切れ味が必要な傾向はありませんでした。

そのため、瞬発力よりもスタミナ、起伏への適応力、長くいい足を使うなどほかの指標のほうが強く働くコースです。

シンボリクリスエス産駒に注目!

他のレースではあまり見ない産駒ですが、中京2200mではかなり戦績が良いです。

シンボリクリスエス産駒はサンデー系との相性がイマイチであり、あまり活躍できない産駒です。

しかしサンデー系の中でも長距離適性のある馬(またはTサンデー系)とは相性が良く、そこそこ走る馬が見られます。

そのためこのコースではシンボリクリスエス産駒×長距離サンデー系は要注意です。

血統から分かるコース適正

・かなりスタミナが求められるコース

・瞬発力よりもスタミナ、起伏への適応力、長くいい足などの能力が必要

・ステイゴールド系が強い

・シンボリクリスエス産駒に注目

Course

Posted by dooto0731