【中山競馬場 芝1800m】過去血統データから読み解く!コース解説

血統から分かるコース適正

マイル~中距離種牡馬が◎、長距離種牡馬も〇

ダート的なパワーがあれば坂は問題なし

ロングスパート血統を狙うべし→母父グレイソヴェリン系、ヴァイスリージェント系、ノーザンダンサー系(複勝率30%超え)

中山競馬場 芝1800mで開催される主な重賞レース

中山記念(G2)

スプリングステークス(G2)

フラワーカップ(G3)

中山牝馬ステークス(G3)

コース解説

スタートしてからすぐにコーナーに入るので先行争いが激化しそうなコースですが、中山の激坂があり、そこまで激化しません。

2コーナーに入るタイミングで坂の頂上になり、下りになります。下り坂→平坦となるためスピードに乗りやすいですが、スタミナ管理も重要になるポイントです。

最終直線は約310mと短く、残り200m地点に激坂があります。そのため、逃げは起伏で減速、追込みは届かいないことが多く、先行が有利です。

過去血統データ

種牡馬

種牡馬1着2着3着着外合計勝率連帯率複勝率
ディープインパクト79770938%17%25%
キングカメハメハ656324912%22%35%
フジキセキ33432427%14%24%
ハーツクライ612314015%18%23%
ステイゴールド521283614%19%22%
マンハッタンカフェ15224323%19%25%
ハービンジャー11422284%7%21%
シンボリクリスエス10222254%4%12%
オルフェーブル13116215%19%24%
ジャングルポケット01019200%5%5%
クロフネ11117205%10%15%
エピファネイア01315190%5%21%
ネオユニヴァース301131718%18%24%
ゼンノロブロイ222111712%24%35%
ロードカナロア32381619%31%50%
ルーラーシップ221101513%27%33%
キズナ31091323%31%31%
スクリーンヒーロー00012120%0%0%
モーリス11081010%20%20%
ローエングリン1124813%25%50%
ヴィクトワールピサ030580%38%38%
ブラックタイド1005617%17%17%
ディープブリランテ010560%17%17%
マツリダゴッホ011460%17%33%
ドゥラメンテ1005617%17%17%
ジャスタウェイ000550%0%0%
ゴールドシップ001450%0%20%
中山記念(G2),スプリングステークス(G2),フラワーカップ(G3),中山牝馬ステークス(G3)より集計

母系統

母系統1着2着3着着外合計勝率連帯率複勝率
Tサンデー系44652666%12%21%
サンデーサイレンス系33641536%11%23%
キングマンボ系22233395%10%15%
ストームバード系423253412%18%26%
ロベルト系13325323%13%22%
グレイソヴェリン系533213216%25%34%
ヴァイスリージェント系342213010%23%30%
ダンチヒ系11127303%7%10%
ボールドルーラー系11216205%10%20%
サドラーズウェルズ系300161916%16%16%
ディープインパクト系03114180%17%22%
Pサンデー系01014150%7%7%
ノーザンダンサー系1317128%33%42%
フォーティナイナー系0309120%25%25%
ミスタープロスペクター系00210120%0%17%
ヘイロー系0029110%0%18%
リファール系011790%11%22%
ヌレイエフ系2006825%25%25%
ニジンスキー系010780%13%13%
シーキングザゴールド系011460%17%33%
ネイティブダンサー系3003650%50%50%
ファピアノ系1014617%17%33%
プリンセリーギフト系1005617%17%17%
Dサンデー系1104617%33%33%
トールビヨン系1104617%33%33%
ゴーンウエスト系1004520%20%20%
中山記念(G2),スプリングステークス(G2),フラワーカップ(G3),中山牝馬ステークス(G3)より集計

マイル~中距離種牡馬が優勢

種牡馬データではディープインパクトやキングカメハメハなどを含む中距離種牡馬が最も成績がよくなっています。

ステイゴールド系産駒、エピファネイア産駒などの長距離を得意とした産駒は得意なレースでは複勝率30%超えるといった顕著な適性を示すことが多い産駒ですが、中山1800mではそのような傾向は見られませんでした。

一方で、他レースであまり戦績が良くないフジキセキ産駒が比較的好成績であることから、どちらかといえばマイル寄りなレースであると考えられます。

そのため、中山1800mはマイル~中距離での適性が必要なレースであることがわかりました。

パワー血統に注目

種牡馬データではマンハッタンカフェやヴィクトワールピサ産駒が好走しており、母父データではストームバード系、ヌレイエフ系、ヴァイスリージェント系とダート的なパワーを持つ血統の好走が目立っています。

中山1800mではスタートすぐの急坂、ゴール手前の急坂と坂を2回上るため、ここを上れるかどうかも重要になってきそうです。

ロングスパートをかけれる血統は?

母父データを見るとグレイソヴェリン系、ヴァイスリージェント系、ノーザンダンサー系の複勝率が30%を超えており、非常に高い適性があることがわかります。

グレイソヴェリン系は長い末脚、ヴァイスリージェント系は起伏に強いタフさとスタミナ、ノーザンダンサー系はスタミナの豊富さが大まかな長所です。

この三系統の共通点としてはスピードはないもののスタミナを活かしたロングスパートをかけやすい血統である点です。

中山競馬場では、最終直線が短いため3~4コーナーにかけてロングスパートをかけることが良くあるため、そこへのフィットが高い適性を生んでいると考えられます。

血統から分かるコース適正

マイル~中距離種牡馬が◎、長距離種牡馬も〇

ダート的なパワーがあれば坂は問題なし

ロングスパート血統を狙うべし→グレイソヴェリン系、ヴァイスリージェント系、ノーザンダンサー系(複勝率30%超え)

Course

Posted by dooto0731