【スプリングC2025 予想】危険な人気馬からおいしい穴馬までまる分かり血統診断

2025年4月30日

コース解説

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【東京競馬場芝1400m】過去10年血統から読み解く!コース解説

東京競馬場芝1400mを血統の観点から考察!コースの特徴と過去10年の血統データから適性の高い血統を解説!

コース解説

東京競馬場芝1400mは最初のコーナーまで約350mあり、スタートして100m進むと上り坂になっています。

ここから最終直線にかけて下り→上りとなります。

最終直線は約525mあります。

途中には激坂もあり直線が長いため、瞬発力勝負になりやすいです。

短距離戦ではありますが、スタート直後の坂の影響で前半は早くなりにくく、スローペース気味になるレースです。

血統から分かるコース適正

・短距離戦の中ではスタミナ要求値が高いコース

・東京競馬場らしい瞬発力勝負になる

・トップスピードの高さも必要

評価基準

評価基準高評価基準理由
種牡馬適正短距離以上スタミナが求められるレース
能力1瞬発力最終直線で瞬発力勝負になるレース
能力2スピード短距離であるためスピード能力が重要
能力3スタミナ短距離ながらスタミナ要求値が高い

東京競馬場芝1400mは短距離戦ではあるものの、スタミナ要求値が高く短距離に偏った血統を持つ産駒の戦績が悪いコースになっています。

東京競馬場は最終直線が長く、横幅も広いため非常に瞬発力の活かしやすい競馬場になっています。

最終直線には急坂があり、パワーが求められる印象が強いですが、短距離戦であるため然程パワー能力は重要ではなく、短距離らしいスピード能力が必要です。

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人気馬血統診断

ママコチャ

父:クロフネ
母:ブチコ(キングマンボ系×サンデーサイレンス系)

クロフネ産駒は短距離~中距離とかなり広い範囲で活躍馬を出す産駒で、東京1400mの複勝率は22%となっています。

母ブチコは桜花賞(GⅠ)1着のソダシを輩出しています。

血統全体では、クロフネ産駒、母父キングカメハメハとパワー能力が高い血統です。

スピード能力は短距離馬の中ではそこまで高いタイプではありません。

スピードの持続力はあるものの瞬発力はないので、前走ほどの好走はできない可能性が高いです。

種牡馬適正瞬発力スピードスタミナ総合評価
B

トウシンマカオ

父:ビックアーサー
母:ユキノマーメイド(Tサンデー系×ウッドマン系)

ビックアーサー産駒は短距離を得意とした産駒が多く、東京1400mの複勝率は24%となっています。

母は芝マイル系の馬です。

血統全体では、ビックアーサー産駒、母母父ウッドマンとスピードに特化した血統です。

母父がスペシャルウィークであり、ビックアーサー産駒の内包するキングマンボ系や血統内にニジンスキー系が見られる点からパワー能力が高く、瞬発力もそこそこある血統です。

種牡馬適正瞬発力スピードスタミナ総合評価
A

ロジリオン

父:リオンディーズ
母:ビービーバーレル(シアトルスルー系×ロベルト系)

リオンディーズ産駒は短距離~長距離で好成績な産駒で、東京1400mでの複勝率は29%となっています。

母ビービーバーレルはフェアリーS(G3)を勝利した馬です。

血統全体では、瞬発力はあまりありませんが、スピード能力やスピードの持続力に長けた血統です。

瞬発力はありませんが、スピードの持続力があるので、最終直線で長い末脚が発揮できればかなり脅威になりそうです。

種牡馬適正瞬発力スピードスタミナ総合評価
A

筆者が選ぶ注目穴馬!

レッドモンレーヴ

父:ロードカナロア
母:ラストグルーヴ(ディープインパクト系×グレイソヴェリン系)

ロードカナロア産駒は短距離~中距離とかなり広い範囲で活躍馬を出す産駒で、東京1400mの複勝率は32%となっています。

母はエアグルーヴの牝系で名牝系です。

血統全体では、ロードカナロア産駒、母父ディープインパクトと瞬発力の高い血統です。

また、母母父にはグレイソヴェリン系が内包されているため、長い末脚があり、東京競馬場向きな血統です。

種牡馬適正瞬発力スピードスタミナ総合評価
S

血統診断表

馬名種牡馬適正瞬発力スピードスタミナ総合評価
ママコチャB
トウシンマカオA
ロジリオンA
シャドウフューリーA
レッドモンレーヴS
オオバンブルマイS
カンチェンジュンガB
アサカラキングA
ハクサンバードB
トゥラヴェスーラC
バルサムノートB
スズハロームB
カルロベローチェB

2025年4月28日時点オッズ順