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コース解説

【京都競馬場ダート1900m】過去10年血統から読み解く!コース解説

京都競馬場ダート1900mを血統の観点から考察!コースの特徴と過去10年の血統データから適性の高い血統を解説!

コース解説

スタート地点は4コーナー出口付近になります。
最初のコーナーまで約380mと長くなっているため、ポジション争いは激化しにくくなっています。
スタートから向こう正面中ほどまでほとんど平坦になっています。

向こう正面からの上り坂を終え3コーナーから4コーナーにかけて下り坂になっています。
ここではかなりスピードの出る地点になっており、各馬最終直線ではスピードを維持した状態になっています。

最終直線には上り坂がないため、トップスピードの速い馬が好走しやすいコースになっています。

血統戦績トップ5

種牡馬

種牡馬1着2着3着着外合計勝率連帯率複勝率
パイロ012470%14%43%
ゴールドアリュール0327120%25%42%
アグネスデジタル21161020%30%40%
キズナ020570%29%29%
アドマイヤボス1202520%60%60%

母父系統

母系統1着2着3着着外合計勝率連帯率複勝率
ロベルト系21191315%23%31%
ミスタープロスペクター系0218110%18%27%
Tサンデー系212152010%15%25%
ストームバード系1105714%29%29%
フォーティナイナー系011790%11%22%

種牡馬データを見ると、瞬発力型または、スピード持続型の好走が目立っています。そのため、最終直線で発揮できる強みのある馬が好走しやすいコースになっています。

母父系統ではダート中距離的な系統や芝中距離的な系統が多くスタミナの問われるレースになることがわかります。

評価基準

評価基準高評価基準理由
種牡馬適正中距離中距離系の血統が好走しやすい
能力1持続力スピードの持続力の高さが重要
能力2瞬発力瞬発力型が好走率が高い
能力3スピードコース的にはトップスピードを活かしやすい

京都競馬場ダート1900mでは、京都競馬場らしくスピードの持続力の高い血統が強いコースです。
最終直線手前が下り坂であるため、最終直線に入った時点でトップスピードに近い速度になっていることが多く、そのスピードを持続できる能力やスタミナが重要になってきます。

次点では瞬発力型が強くなっています。

1900mと長い距離ということもあり、スタミナも問われるため、適性距離には注意しましょう。

人気馬血統診断

ブライアンセンス

父:ホッコータルマエ
母:ヒラボクビジン(ロベルト系×マキャベリアン系)

ホッコータルマエ産駒はダート中長距離を得意とした産駒が多く、京都ダート1900mの複勝率は36%となっています。
母ヒラボクビジンはダート中長距離系の牝馬で、目立った産駒は輩出していません。
父・母の傾向からダート中距離以上が適性であるため、今回のレースでの適性は高いと言えます。

血統全体では、ホッコータルマエ産駒×母父ブライアンズタイムであるためかなりスタミナ能力が高くもっと長い距離でも走れそうな血統です。スタミナが豊富であるため、ある程度スピードの持続力も見込めそうです。

瞬発力はサンデー系が内包されていませんが、ロベルト系の血を内包しているため水準以上はありそうです。

父キングマンボ系×母母父マキャベリアン系×母母母父ダンチヒ系とスピード能力が高いため京都競馬場に向いた血統です。

種牡馬適正持続力瞬発力スピード総合評価
A

ロードクロンヌ

父:リオンディーズ
母:リラコサージュ(ロベルト系×キングマンボ系)

リオンディーズ産駒はダートでは中距離以上で活躍する産駒が多く、京都ダート1900mの複勝率は18%となっています。
母リラコサージュは芝・ダート中距離系の牝馬で目立った産駒は輩出していません
父・母の傾向からダート1800m前後が適性だと考えられるため、今回のレースへの適性は高そうです。

血統全体では、リオンディーズ産駒×母父ブライアンズタイムとスタミナ能力が高い血統です。
キングマンボが3×3、ヘイローが5×4でクロスしており、かなりスピード・パワータイプです。
また、キングマンボの血が濃いため気性面が気になります。

種牡馬適正持続力瞬発力スピード総合評価
B

ジンセイ

父:ジャスタウェイ
母:コマノレジェンド(マキャベリアン系×Tサンデー系)

ジャスタウェイ産駒はダートではマイル~2000m前後を得意とする産駒が多く、京都ダート1900mの複勝率は24%となっています。
母コマノレジェンドはダート短距離系の牝馬で目立った産駒は輩出していません。
父・母の傾向からダートマイル前後が適性だと考えられます。

血統全体では、ジャスタウェイ産駒×母父ストリートセンスとダート的なパワーがありつつ瞬発力に長けた血統です。

過去3走ダート中距離で好走しているため、スタミナ面についても問題なさそうです。

種牡馬適正持続力瞬発力スピード総合評価
B

血統的注目穴馬!

メイクアリープ

父:シニスターミニスター
母:スペシャルクイン(Tサンデー系×ダンチヒ系)

シニスターミニスター産駒はダート中距離以上を得意とした産駒が多く、京都ダート1900mの複勝率は31%となっています。
母スペシャルクインはダート短距離的な牝馬でみやこS(GⅢ)1着のヴェンジェンスを輩出しています。
父・母の傾向からダート中距離が適性で今回のレースへの適性は高そうです。

血統全体では、シニスターミニスター産駒×母父スペシャルウィークとスピードの持続力とスタミナが豊富な血統です。
また、母母父がダンチヒ系であるためスピード能力も補完されるため、京都競馬場での適性はかなり高い血統です。

前走は怪我明けであまりよい競馬はできませんでしたが、今回は前回たたいた分活躍できる可能性が高いです。

種牡馬適正持続力瞬発力スピード総合評価
A

血統診断表

馬名種牡馬適正持続力瞬発力スピード総合評価
ブライアンセンスA
ロードクロンヌB
ジンセイB
アウトレイジA
メイショウハリオA
タイニットB
マーブルロックB
レヴォントゥレットB
テーオードレフォンB
ジューンアヲニヨシB
ルクスフロンティアC
ゼットリアンC
メイクアリープA
スレイマンB
ペプチドソレイユB
5月19日時点オッズ上位15頭