【葵ステークス2025 予想】危険な人気馬からおいしい穴馬までまる分かり血統診断

2025年5月30日

コース解説

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【京都競馬場 芝1200m】過去血統データから読み解く!コース解説

京都競馬場 芝1200mを血統の観点から考察!コースの特徴と過去の血統データから適性の高い血統を解説!

コース説明

京都競馬場ではスタートしてすぐ急坂になります。そのため、短距離戦ではありますが、ハイペースになりにくいです。

3,4コーナーは角度がかなり急でインコースが有利で内枠が強いコースです。

最終直線は320mと短く、逃げ先行有利ですが、最初の坂の影響でバテる馬もすくなくありません。

血統から分かるコース適正

・トップスピード重視

・坂適正は高いほうが良い

・トップスピードを維持できる血統

血統戦績トップ5

種牡馬

種牡馬1着2着3着着外合計勝率連帯率複勝率
ローエングリン1134911%22%56%
スウェプトオーヴァーボード20281217%17%33%
ビックアーサー2016922%22%33%
ロードカナロア430192615%27%27%
ストーミングホーム0128110%9%27%

母父系統

母系統1着2着3着着外合計勝率連帯率複勝率
キングマンボ系32081323%23%38%
サドラーズウェルズ系13113186%22%28%
プリンセリーギフト系11212166%13%25%
サンデーサイレンス系32324329%16%25%
ストームバード系322233010%17%23%

評価基準

評価基準高評価基準理由
種牡馬適正短距離短距離種牡馬が成績上位
能力1スピードトップスピード勝負
能力2パワー道中の坂に適応するため
能力3スタミナ1200mから1600m走れる能力が〇

京都1200mではかなりのスプリンター血統が好走しています。

能力1は短距離戦であるためスピード能力が重要になります。

能力2はパワーです。
京都1200mは道中に上り坂があり馬力のない馬は後半ばててしまう傾向にあります。
データ的には短距離馬ではスタミナのあるフォーティナイナー系や馬力のあるマカベリアン系のミスプロ系種牡馬の戦績が高くなっているため、坂への適応力が高い馬を高評価としています。

能力3はスタミナです。
短距離戦であるため、そこまで重要な能力ではありませんが、1200m~1600mを得意とする産駒が好成績です。

人気馬血統診断

ムイ

父:ミッキーアイル
母:スウィートラヴァー(キングマンボ系×ロベルト系)

ミッキーアイル産駒は短距離~マイルを得意とした産駒が多く、京都芝1200mの複勝率は19%となっています。
母スウィートラヴァーはダート短距離系の牝馬で目立った産駒は輩出していません。
父・母の傾向から1200~マイルくらいが適性だと考えられます。

血統全体では、ミッキーアイル産駒、母父キングマンボ系、ダンチヒの5×5のクロスとパワー・スピード能力が高くマイラー向きな血統です。
全体的には短距離よりもマイルの印象の強い血統であるため、スタミナの要求値の高い今回のレースでは有利です。

種牡馬適正スピードパワースタミナ総合評価
S

ウイントワイライト

父:レイデオロ
母:ダイワベスパー(Pサンデー系×ゴーンウェスト系)

レイデオロ産駒はマイル以上を得意とした産駒が多く、京都芝1200mの出走は4と少なくなっています。
母ダイワベスパーは芝マイラー系の牝馬で目立った産駒は輩出していません。
父・母の傾向からマイル以上が適性だと考えられます。

血統全体では、レイデオロ産駒、母母父ゴーンウェストとパワーのある血統です。
全体的に距離が短くスピード勝負についていけない可能性のある血統なので、注意が必要です。

種牡馬適正スピードパワースタミナ総合評価
B

ダンツエラン

父:ロードカナロア
母:ミスチヴァスミスティ(ストームバード系×ストームバード系)

ロードカナロア産駒は短距離~マイルを得意とした産駒が多く、京都芝1200mの複勝率は30%となっています。
母ミスチヴァスミスティは芝マイル系の牝馬で目立った産駒は輩出していません。
父・母の傾向から1000m~1400mが適性だと考えられます。

血統全体では、ロードカナロア産駒、母父イントゥザミスチーフ、ストームキャットの3×5×4とダート的なスピード能力の高い血統です。スピード・パワー能力が高く、スタミナもこのコースには十分で適性は高いです。

しかし、ストームキャットの血が濃いことによる気性面の問題や芝適性の低さなど懸念点が多い血統です。

種牡馬適正スピードパワースタミナ総合評価
S

血統的注目穴馬!

ドゥアムール

父:ロードカナロア
母:ルシュクル(プリンセリーギフト系×ファピアノ系)

ロードカナロア産駒は短距離~マイルを得意とした産駒が多く、京都芝1200mの複勝率は30%となっています。
母ルシュクルは短距離系の牝馬で、短距離重賞を制したブランボヌールやビアンフェなどを輩出しています。
父・母の傾向から1200m~マイルが適性だと考えられます。

血統全体では、ロードカナロア産駒、母父サクラバクシンオーと短距離特価な血統でスピード能力が高いです。
また、母母父にファピアノ系が内包されているため、パワー・スタミナ面も補完できているため今回のレースでの適性は高そうです。

種牡馬適正スピードパワースタミナ総合評価
S

血統診断表

馬名種牡馬適正スピードパワースタミナ総合評価
ムイS
ウイントワイライトB
ダンツエランA
アメリカンビキニS
カンシンB
ペットベイダーA
ワースB
レイピアA
ソーダーンライトC
ドゥアムールS
サウスバンクB
カワキタマナレアC
ベイビーキッスC
ニタモノドウシC
ドラゴンウェルズB
5月26日時点オッズ順上位15頭