【初心者でも産駒・血統から分かる】宝塚記念
京都・芝2200メートル(外回り)
スタンド前からのスタートで外回りコースを一周するレイアウト。1コーナーまでの距離が長いので、その気があれば外枠からでも先行できる。スタートからバックストレッチ半ばまではほとんど平坦。そこから3コーナーにかけて上り勾配になっていて、残り800メートル標識付近まで上り続ける。そこを過ぎると3コーナーと4コーナーの中間にかけて急な下りで、勢いに乗ったまま4コーナーを回る。ゴール前の直線は398.7メートル(Bコース使用時)。中盤の起伏が大きな影響を与えるコースで、クラスが上がるほど早めにスパートが始まりやすい。さらに直線ではトップスピードに乗っての追い比べが待っているから、長く脚を使える持続力に加えて切れ味も必要となる。
引用:JRA
- 最終直線は下り坂を活かして速度が上がるため、後方待機型の追込は1着に届かないケースが多い(勝率約2%)。
- 逃げ・先行・差し・まくりの勝率・連帯率・複勝率には大きな差はないが、僅差で逃げ・先行の前脚質が有利。
- 最終直線でいかに長く脚を使えるかどうかが重要。
※今年は京都開催であるため傾向はコース傾向のみ
注目血統
◎Seattle Slew
速度を長く保つのに長けた血統。加速に時間がかかるものの直線前に下り坂があるためかなり緩和される。日本ダービー1着のダノンデサイルにも見られる血統。
〇Sadler’s Wells
瞬発力が低下するが、スタミナ補強と速度の持続に強い血統。
〇Roberto
瞬発力+速度の持続に強い血統。Mr.Prospectorとの相性が良いことで知られる。
産駒・血統情報
産駒・血統が今回のレースに適しているかをS~Cの4段階で評価します。
ドウデュース 評価:S
父母 | 父:ハーツクライ 母:ダストアンドダイアモンズ(Vindication) |
クロス | Lyphard 12.50% (瞬発力) Hail to Reason 9.38% (スピード) |
主な勝鞍 | 日本ダービー’23 有馬記念’23 |
騎手 | 武豊 |
ハーツクライ産駒
- 2200m (勝率8.4%,複勝率27.1%)
- 右回り(勝率8.8%,複勝率26.2%)
- 京都・芝(勝率8.2%,複勝率26.5 %)
- +400m(勝率11.0%,複勝率25.0%)
- 5歳(勝率7.5%,複勝率24.0%)
- GⅠ
- 重・不良
産駒:◎ 母父:〇
目立ったマイナス要素がなく、距離延長や天候不良もプラス評価であり様々なシチュエーションに対応できる。
母父はダートで4戦4勝の競走馬であり、距離・適性は違うがドウデュースの持つパワーが伝承していると考えられる。
クロス:▲
Lyphardが濃くかなりの瞬発力があるが、今回のレースでは強さが最小化されてしまう展開になる。
血統:◎
スピードに関わるMr.ProspectorやSercretariat、消耗戦に強いTony BinやSeattle Slewが内包されており、高い最高速度を最後まで維持していくことができる。スタミナに関わるものが少ないが戦績から問題なく走れると考えられる。
ソールオリエンス 評価:S
父母 | 父:キタサンブラック 母:スキア(Motivator) |
クロス | Lyphard 6.25% (瞬発力) |
主な勝鞍 | 皐月賞’23 |
騎手 | 横山武史 |
キタサンブラック産駒
- 2200m (勝率13.5%,複勝率24.3%)
- 右回り(勝率11.4%,複勝率28.4%)
- 京都・芝(勝率12.5%,複勝率33.3 %)
- +200m(勝率11.3%,複勝率32.2%)
- 4歳(勝率13.3%,複勝率30.2%)
- GⅠ
- 重・稍重
産駒:◎ 母父:◎
目立ったマイナス要素がなく、距離延長や天候不良もプラス評価であり様々なシチュエーションに対応できる。
母父Motivatorは1600m~2400mのイギリスGⅠで(2-2-0-1)の活躍をした競走馬。距離的にも今回のレースに合っており宝塚記念’22を制したタイトルホルダーも母父にMotivatorを持つため期待できる。
クロス:×
Lyphardが若干あるのみでクロスとしてはかなり貧相であり、Lyphardも評価しにくい。
血統:〇
血統内にはMr.Prospector,Alzao,Dain hillなど多種多様なスピードに関わるものが多く存在し最高速度には期待できる。また、Sadler’s Wellsも内包しておりLyphardと相殺気味にはなるが前線で競り合う力はあると考えられる。
べラジオオペラ 評価:B
父母 | 父:ロードカナロア 母:エアルーティン(ハービンジャー) |
クロス | Northan Dancer 6.25% (スタミナ) |
主な勝鞍 | 大阪杯’24 |
騎手 | 横山和生 |
ロードカナロア産駒
- 2200m (勝率14.7%,複勝率33.8%)
- 右回り(勝率10.3%,複勝率26.6%)
- 京都・芝(勝率12.2%,複勝率29.1 %)
- +200m(勝率8.9%,複勝率23.1%)
- 4歳(勝率11.6%,複勝率29.1%)
- GⅠ
- 稍重
- 重・不良
産駒:◎ 母父:◎
目立ったマイナス評価はないが、極端な天候不良は避けたい。
ハービンジャーは日本でも多くの産駒を残す種牡馬であり、現役時には2000m~2600mでGⅢ~GⅠを勝利している。産駒はマイル・中距離を中心に活躍が見られており、ロードカナロア産駒×母父ハービンジャーではロードカナロアのスピード×ハービンジャーのスタミナとなり相性が良い。
クロス:▲
Northan Dancer 6.25%と少し貧層ではあるが、他競技場の2200mよりも消耗するのでスタミナ補完の点で若干プラス評価。
血統:▲
血統内にはStorm CatやDanzigといったスピードに関与する血統を内包しているが、瞬発力に関与するKingmanbo、Sunday Silenceの方が強く影響している。そのため、最終直線前で速度が上がりやすい今回のレースでは瞬発力を活かす場面が少ないと考えられるため血統としては今回のレースには適していない。
ジャスティンパレス 評価:S
父母 | 父:ディープインパクト 母:パレスルーマー(Royal Anthem) |
クロス | Hail to Reason 9.38%(スピード) Northan Dancer 6.25% (スタミナ) |
主な勝鞍 | 天皇賞春’23 |
騎手 | ルメール |
ディープインパクト産駒
- 2200m (勝率12.7%,複勝率34.2%)
- 右回り(勝率13.9%,複勝率35.7%)
- 京都・芝(勝率15.2%,複勝率38.8 %)
- +200m(勝率13.2%,複勝率35.3%)
- 5歳(勝率8.0%,複勝率27.0%)
- GⅠ
- 重・稍重
- 不良
産駒:◎ 母父:▲
目立ったマイナス評価はないが、極端な天候不良は避けたい。
母父Royal Anthemは2400mでGⅠ3勝の競走馬であり、あまりみない血統である。
クロス:◎
根源的なスピードとスタミナが補完できており、最終直線でのスピードとその持続力に期待できる。
血統:◎
血統内にスピードの根源はAlzaoで瞬発力にも長ける。このスピードをNureyevやRobertoで補完し、抜かせない競り合いでの強さを実現している。
ディープボンド 評価:B
父母 | 父:キズナ 母:ゼフィランサス(キングヘイロー) |
クロス | Halo 12.50% (機動力) Lyphard 9.38% (瞬発力) Northan Dancer 6.25% (スタミナ) |
主な勝鞍 | 阪神大賞典’22 |
騎手 | 幸英明 |
キズナ産駒
- 2200m (勝率10.1%,複勝率32.1%)
- 右回り(勝率11.1%,複勝率28.7 %)
- 京都・芝(勝率13.9%,複勝率30.6 %)
- 7歳(勝率13.9%,複勝率30.6%)
- 馬場不問
- ‐1000m
- GⅠ
産駒:▲ 父母:▲
年齢やコースへの適性は問題ないが、GⅠ勝率の低さと前走天皇賞春による距離短縮はかなりマイナス評価。
父母は競走馬時代には1200m~2400mで活躍した馬で特にマイル・短距離での活躍が目立つ。ディープボンドの戦績を見ると距離面が継承されたというよりも短距離で勝てるだけの瞬発力が継承されたと考えるのが無難だが、今回のレースでは評価しにくい。
クロス:〇
Haloが濃く高位置を取れる柔軟性があり、スタミナを補完している点でプラス評価。
血統:〇
スピードに関与する血統はNorthan Dancer系が多い。Haloとの相性を考えると十分に走るがGⅠで勝ち切ることを考えるとMr.Prospector系が欲しい印象がある。
ブローザホーン 評価:A
父母 | 父:エピファネイア 母:オートクレール(デュランダル) |
クロス | Sunday Silence 18.75% (瞬発力) Hail to Reason 6.25% (スピード) Northan Dancer 6.25% (スタミナ) |
主な勝鞍 | 日経新春杯’24 |
騎手 | 菅原明良 |
エピファネイア産駒
- 2200m (勝率9.2%,複勝率29.8%)
- 右回り(勝率7.9%,複勝率24.3%)
- 京都・芝(勝率7.5%,複勝率28.2 %)
- GⅠ
- 5歳(勝率4.0%,複勝率15.6%)
- 重馬場
- ‐1000m
- 18頭立て
産駒:▲ 父母:▲
コース適性は問題ないが、年齢と前走天皇賞春による距離短縮はかなりのマイナス評価。
父母デュランダルは短距離・マイルで末脚を武器にGⅠ3勝を挙げた馬。距離・瞬発力が継承されるが今回のレースではその効果は最小化される。
クロス:〇
スピード・スタミナ面の補完でプラス評価。また、Sunday Silence 18.75%は母(父母)の血を活かす効果がありブローザホーンの差し・追込の良さはこのクロスによるものだろう。
血統:◎
血統内にはMr.ProspectorとHail to Reasonの2種のスピードに加え、注目血統3種が内包されており最終直線前の速度を最後まで維持するに長けている。現に京都出走の戦績は(2-1-0-0)と高い適性を示している。
ロシャームパーク 評価:B
父母 | 父:ハービンジャー 母:レネットグルーヴ(キングカメハメハ) |
クロス | Northan Dancer 6.25% (スタミナ) |
主な勝鞍 | オールカマー’23 |
騎手 | 戸崎圭太 |
ハービンジャー産駒
- 5歳(勝率7.0%,複勝率21.9%)
- 右回り(勝率7.6%,複勝率24.2%)
- 京都・芝(勝率8.2%,複勝率26.8 %)
- +200m(勝率7.7%,複勝率26.7%)
- GⅠ
- 重馬場
- 2200m (勝率4.8%,複勝率21.5%)
- 不良
- 18頭立て
産駒:× 母父:〇
2200mの成績が悪く、全体としても強味があまりない印象。
キングカメハメハは現役時代にNHkマイル、日本ダービーを勝利したぐいまれなスピードを有していたため、スピードが継承されていると考えられる。日本の種牡馬と相性がいいがハービンジャーとの相性は▲。
クロス:▲
Northan Dancer 6.25%と少し貧層ではあるが、他競技場の2200mよりも消耗するのでスタミナ補完の点で若干プラス評価。
血統:▲
Danzig、Mr.Prospector系の2種のスピードに加え瞬発力を兼ね備えた血統。全体的に血統がスピード・瞬発力に重きを置いているため、最終直線が長い今回のレースでは厳しい展開になる可能性が高い。
プラダリア 評価:A
父母 | 父:ディープインパクト 母:シャッセロール(クロフネ) |
クロス | – |
主な勝鞍 | 京都記念’24 |
騎手 | 池添謙一 |
ディープインパクト産駒
- 2200m (勝率12.7%,複勝率34.2%)
- 右回り(勝率13.9%,複勝率35.7%)
- 京都・芝(勝率15.2%,複勝率38.8 %)
- +200m(勝率13.2%,複勝率35.3%)
- 5歳(勝率8.0%,複勝率27.0%)
- GⅠ
- 重・稍重
- 不良
産駒:◎ 母父:〇
目立ったマイナス評価はないが、極端な天候不良は避けたい。
母父クロフネは芝・ダート不問で1600m~2000mを中心に活躍した馬でオールラウンドな競争馬であったため、その柔軟性が継承されていると考えられる。
クロス:-
クロスがないアウトブリードである。アウトブリードは出走期間が短くても問題なく走る頑丈な馬体やレースで騎手の指示を聞くの重要な気性面の穏やかさなどインブリードにはない良さがある。
血統:〇
母親からNasrullah系のスピード・スタミナを補完できている。Nasrullah系はスピードがあり他のスピード系血統に比べスピードを長く保つ持久力も兼ね備えるのが特徴。気性面が荒れることが多いが、プラダリア自体アウトブリードであることもあり最近の様子を見ると気性も落ち着きを見せているため、今回のレースでは好走が期待できる。
シュトルーヴェ 評価:C
父母 | 父:キングカメハメハ 母:アンチュラス(ディープインパクト) |
クロス | Northan Dancer 6.25% (スタミナ) |
主な勝鞍 | 日経賞’24 |
騎手 | レーン |
キングカメハメハ産駒
- 2200m (勝率9.0%,複勝率26.7%)
- 右回り(勝率10.4%,複勝率28.5%)
- 京都・芝(勝率10.4%,複勝率29.4 %)
- -300m(勝率10.6%,複勝率29.8 %)
- 5歳(勝率9.2%,複勝率25.3%)
- GⅠ
- 重・稍重
産駒:◎ 母父:▲
目立ったマイナス評価はないが、天候不良は避けたい。
母父ディープインパクトは産駒に瞬発力や筋力を伝承する。元々キングカメハメハからスピードと瞬発力が伝承していると考えると少し飽和気味になってしまい戦績もあまり振るわない印象。
クロス:▲
Northan Dancer 6.25%と少し貧層ではあるが、他競技場の2200mよりも消耗するのでスタミナ補完の点で若干プラス評価。
血統:▲
瞬発力・坂を上るパワーがある血統。勾配が大きい坂や短めの直線などに向いているが今回のレースでは平坦な長い最終直線と長所を生かしにくい。
ルージュエヴァイユ 評価:A
父母 | 父:ジャスタウェイ 母:ナッシングバットドリームス(Frankel) |
クロス | Dain Hill 12.50% (スピード) |
主な勝鞍 | – |
騎手 | 川田将雅 |
ジャスタウェイ産駒
- 右回り(勝率7.8%,複勝率22.1%)
- 京都・芝(勝率10.3%,複勝率25.1 %)
- 5歳(勝率6.2%,複勝率21.4%)
- 多頭数
- 不良
- 2200m (勝率3.7%,複勝率18.5%)
- +200m(勝率6.7%,複勝率19.1 %)
- GⅠ
産駒:× 母父:〇
2200mの成績が悪く、全体としても強味があまりない印象。
母父FrankelからはGalireo譲りのスピード+万能型が伝承されるためプラス評価。
クロス:〇
クロスはスピードを伝えるDain Hillでプラス評価だが、坂に強いパワーを兼ね備えたタイプなので今回のレースでは不適。
血統:◎
Northan Dancer系のスピードにTony Bin、Sadler’s Wellsといった速度を長く保つ血統を内包しておりプラス評価。スタミナ面においても6代血統まで広げるとNorthan Dancerがクロスしているため、問題なく走れると考えれる。
ヤマニンサンパ 評価:C
父母 | 父:ディープインパクト 母:ヤマニンパピオネ(スウェプトオーヴァーボード) |
クロス | Mr.Prospector 9.38% (スピード) Northan Dancer 6.25% (スタミナ) |
主な勝鞍 | – |
騎手 | 団野大成 |
ディープインパクト産駒
- 2200m (勝率12.7%,複勝率34.2%)
- 右回り(勝率13.9%,複勝率35.7%)
- 京都・芝(勝率15.2%,複勝率38.8 %)
- +200m(勝率13.2%,複勝率35.3%)
- 6歳(勝率6.1%,複勝率21.7%)
- GⅠ
- 重・稍重
- 不良
産駒:◎ 母父:×
目立ったマイナス評価はないが、極端な天候不良は避けたい。
母父スウェプトオーヴァーボードは現役時代にダート・短距離で活躍した馬であり、瞬発力が伝承されていると考えられ今回のレースでは不適。
クロス:◎
根源的なスピードとスタミナが補完できており、最終直線でのスピードとその持続力に期待できる。
血統:×
スピードタイプであるが、それを補完できるものがあまりなく展開次第でよくも悪くもなる印象。
ヒートオンビート 評価:C
父母 | 父:キングカメハメハ 母:マルセリーナ(ディープインパクト) |
クロス | Last Tycoon 18.75% (スピード) Northan Dancer 6.25% (スタミナ) |
主な勝鞍 | 目黒記念’23 |
騎手 | 坂井瑠星 |
キングカメハメハ産駒
- 2200m (勝率9.0%,複勝率26.7%)
- 右回り(勝率10.4%,複勝率28.5%)
- 京都・芝(勝率10.4%,複勝率29.4 %)
- -300m(勝率10.6%,複勝率29.8 %)
- GⅠ
- 重・稍重
- 7歳(勝率4.5%,複勝率15.6%)
産駒:◎ 母父:▲
目立ったマイナス評価はないが、天候不良は避けたい。
母父ディープインパクトは産駒に瞬発力や筋力を伝承する。元々キングカメハメハからスピードと瞬発力が伝承していると考えると少し飽和気味になってしまい戦績もあまり振るわない印象。
クロス:▲
Last Tycoonはマイル向きのスピードを伝承するクロスであり、今回のレースでは不適。スタミナ面を補完できている点はプラス評価。
血統:×
スピードの根源がマイル向きのLast Tycoonであり、Northan Dancer系の血で適性距離が伸びている血統。どちらの良さも相殺する形になっており父と母父の強さでレースしている印象。
カラテ 評価:C
父母 | 父:トゥザグローリー 母:マルセリーナ(フレンチデピュティ) |
クロス | Nureyev 9.38% (瞬発力+パワー) Northan Dancer 6.25% (スタミナ) |
主な勝鞍 | 新潟大賞典’23 |
騎手 | 岩田望来 |
トゥザグローリー産駒
中央競馬での出走数が少なくデータ不足。どの指標においても複勝率は低く良い指標はカラテ自身の成績。
産駒:▲ 母父:×
産駒的に勝てる要素がない。ただ、カラテは中央競馬では戦えているので産駒データは参照しにくい。
母父フレンチデピュティはダート馬で現役時代は特に良い成績ではなかったが種牡馬としては優秀で産駒はマイル・ダート中心に活躍を見せている。今回のレースに合うところはなく不適。
クロス:▲
Northan Dancer 6.25%と少し貧層ではあるが、他競技場の2200mよりも消耗するのでスタミナ補完の点で若干プラス評価。
血統:×
全体的にスピード系が少なく鈍い印象。一方でパワーには少し長けており重馬場では力を発揮できる。
評価
評価 | 馬名 |
S | ドウデュース ソールオリエンス ジャスティンパレス |
A | ブローザホーン プラダリア ルージュエヴァイユ |
B | べラジオオペラ ディープボンド ロシャームパーク |
C | シュトルーヴェ ヤマニンサンパ ヒートオンビート カラテ |
買い目
◎ドウデュース
今回のレースで重要なスピードを長く保つことに長けている。加えてスピード・スタミナ・パワー面でも懸念点がない。
また、後方脚質ではあるが、鞍上が武豊であるためマクリが使えるのも高く評価。
〇ジャスティンパレス
脚質不問であるが前目の競馬をすると予想。前目であれば豊富なスタミナと競り合いの強さで高い着順を維持できる。
全体的にも懸念点がない。
〇ソールオリエンス
後方脚質であるが血統的に長い直線はかかなりマッチしている。直近のレースを見ると坂に対しての反応があまりよくなく最終直線で伸びていない。しかし、今回の京都2200mでは最終直線に坂がないため、末脚が大きく伸びてくる可能性が高い。
▲ブローザホーン
前走天皇賞春であるマイナス面は大きいが、注目血統3種を内包している点や京都での強さを高評価。
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