【京都競馬場 芝2000m】コース解析+過去10年データから勝てる血統を考察

コース解説

京都競馬場芝2000m開催レース

アンドロメダステークス(L)

若駒ステークス(L)

京都2歳ステークス(GⅢ)

秋華賞(GⅠ)

コースの特徴

京都競馬場のコースはスタンド前からスタートし、1コーナーまでの距離が309mと短いため、先行争いが激化しやすい特徴があります。先行馬有利に見えるものの、コーナーでの消耗が大きく、差し馬や追い込み馬が有利になる展開も多いです。

ゴール前の直線は約328mと短く、瞬発力が求められます。向正面から3コーナーにかけては上り坂が続き、その後は急な下り坂となっているため、スピードに乗れるかが重要です。

京都競馬場は全体的に平坦な造りで、最終直線に坂がなく、起伏は3コーナーの「淀の坂」だけです。そのため、スピードに優れた馬が活躍しやすいコースです。

また、騎手の腕も勝敗に大きく影響し、このコースを熟知したリーディング上位の騎手が有利とされています。枠は中枠がかなり有利になっています。

1着2着3着着外勝率連帯率複勝率
1257373.913.727.5
2144471.88.916.1
3554438.817.524.6
49573615.824.636.8
56264410.313.824.1
66834210.223.728.8
7535567.211.618.8
8573586.816.420.5

過去10年血統データ

父系統データ

父系統1着2着3着
ディープインパクト1078
ハーツクライ544
ハービンジャー534
キングカメハメハ335
ルーラーシップ121
ドゥラメンテ112
ゼンノロブロイ112
エピファネイア111
マンハッタンカフェ021
アンドロメダステークス(L),若駒ステークス(L),京都2歳ステークス(GⅢ),秋華賞(GⅠ)過去10年データより集計

京都競馬場2000m(内回り)では最終直線の短さによって瞬発力が求められるため、瞬発力に分のあるディープインパクト産駒が優秀です。

ハーツクライ産駒、ハービンジャー産駒も上位であることから、平坦が多い地形での純粋な速度と速度の持続での勝利も狙える競馬場になっています。

スピードが求められる馬場ですが京都芝2000mで重賞以上を狙うのであれば、ミスプロ系よりも底力に分のあるサンデー系、ロバート系の方がおすすめです。

また、ゼンノロブロイ産駒、マンハッタンカフェ産駒も好走率が高くスタミナ面も関係しているため、適性距離が2000mよりも長めな馬の方が良いと言えます。

母父系統データ

母父系統1着2着3着
サンデーサイレンス系131110
ミスプロ系7310
ロバート系584
ヴァイスリージェント系623
アンドロメダステークス(L),若駒ステークス(L),京都2歳ステークス(GⅢ),秋華賞(GⅠ)過去10年データより集計

母父系統でも父系同様に瞬発力に分のあるサンデーサイレンス系が勝率が高く父系がサンデーサイレンス系以外の場合、期待値が高いです。

2,3位もミスプロ系、ロバート系となっており適性が高いです。

注目したいのは、クロフネ、フレンチデピュティなどのヴァイスリージェント系で馬券内の確率が非常に高く京都競馬場に適性があることが分かります。近年は母父クロフネの産駒も増えているので穴人気している場合には積極的に狙いましょう。

母内包血統データ

内包血統内包数
ミスプロ系21
グレイソヴェリン系11
サンデーサイレンス系8
ノーザンダンサー系8
ヌレイエフ系8
ダンジグ系7
ニジンスキー系6
アンドロメダステークス(L),若駒ステークス(L),京都2歳ステークス(GⅢ),秋華賞(GⅠ)過去10年データより集計

注目したいのはグレイソヴェリン系です。

父系、母父系では見なかった血統ですが内包数11と非常に多く含まれています。グレイソヴェリン系にはジャングルポケットやトニービンなどが含まれており2000m前後の重賞などのタフなレースでの粘り強さに定評のある血統です

そのため、グレイソヴェリン系が内包されているかどうかはかなり重要な要素であると言えます。

Point!

・ディープインパクト・ハーツクライ・ハービンジャー産駒が狙い目

・母系統はクロフネ・フレンチデピュティなどのヴァイスリージェント系

内包血統はトニービン・ジャングルポケットなどのグレイソヴェリン系

スピード能力の高い馬が適性がある

枠は4~6の中枠

リーディング上位の騎手

Course

Posted by dooto0731