【東京競馬場 芝2000m】コース解析+過去10年データから勝てる血統を考察

コース解説

東京競馬場芝2000m開催レース

白富士ステークス(L)

プリンシパルステークス(L)

オクトーバーステークス(L)

フローラステークス(GⅡ)

天皇賞(秋)(GⅠ)

コースの特徴

東京競馬場の芝2,000mは、1コーナー奥のポケットからスタートするコースです。

スタートから最初の鋭角なコーナーまでの距離が短く、外枠の馬は外目を走らされるため不利です。

向こう正面は440mと長く、前半は下り傾斜、中盤に短い上り傾斜があります。

最後の直線は約525m、途中に高低差2.0mの上り坂があり、騎手はその坂を考慮したペース配分が求められます。

レースの傾向としては、後半でペースが上がり、最後の直線で上がり勝負になりやすいことから、差し馬や追い込み馬が有利です。

スピード、スタミナ、パワーの総合力が求められるコースで、特にクラスが上がると差し馬が活躍します。

また、天皇賞(秋)では上がり最速馬が有利で、フローラSはタフな展開になることが多いです。

枠はコースの特徴上外枠はかなり不利になっており、内枠が有利です。

8枠は極端に成績が悪いため注意が必要です。

ペースはアップダウンの多さや最終直線の瞬発力勝負になりやすいことから、スローペースになりやすいコースです。

1着2着3着着外勝率連帯率複勝率
19864613.024.633.3
2774648.517.122.0
3676647.215.722.9
49436910.615.318.8
5367743.310.017.8
68510669.014.625.8
7586884.712.117.8
8358952.77.214.4
白富士ステークス(L)、プリンシパルステークス(L)、オクトーバーステークス(L)、フローラステークス(GⅡ)、天皇賞(秋)(GⅠ)の過去10年データから算出
ペース ハイミドルスロー
回数51332
発生率10%26%64%

東京2000mリーディング上位騎手

騎手名勝率連帯率複勝率
ルメール42%61%74%
川田21%42%58%
横山武19%28%36%
戸崎16%26%36%
12%47%65%
坂井13%38%38%
北村14%19%36%
過去3年間の東京2000mの勝率・連帯率・複勝率

ルメール騎手が勝率・連帯率・複勝率が高いため基本的に買いです。

連帯率は川田騎手、武騎手、坂井騎手が高く東京2000mが得意な騎手です。

横山武史騎手・戸崎騎手は勝率は高いものの連帯率・複勝率はそこそこなので、取捨選択が必要です。

過去10年血統データ

父系統データ

父系統1着2着3着
ディープインパクト71510
キングカメハメハ622
ステイゴールド234
ロードカナロア432
ハーツクライ133
ハービンジャー213
ルーラーシップ113
ヴィクトワールピサ310
スクリーンヒーロー211
白富士ステークス(L)、プリンシパルステークス(L)、オクトーバーステークス(L)、フローラステークス(GⅡ)、天皇賞(秋)(GⅠ)の過去10年データから算出

父系統はディープインパクト産駒・キングカメハメハ産駒と万能な系統が上位です。

瞬発力が重要な競馬場であるため他の競馬場に比べるとディープインパクト産駒が優勢です。

特徴的なのは短距離馬を多く輩出しているロードカナロア産駒が成績優秀であり、積極的に狙っていきたい産駒になります。

ヴィクトワールピサ産駒は他のレースではあまり見ない産駒ですが、勝利数が多いため穴馬になりやすそうです。

母父系統データ

母父系統1着2着3着
サンデーサイレンス161110
ミスプロ1086
ロベルト356
ヴァイスリージェント355
サドラーズウェルズ333
ダンジグ232
ニジンスキー412
リファール312
ストバ122
グレイソヴェリン023
ヌレイエフ040
白富士ステークス(L)、プリンシパルステークス(L)、オクトーバーステークス(L)、フローラステークス(GⅡ)、天皇賞(秋)(GⅠ)の過去10年データから算出

母父系統ではサンデーサイレンス系、ミスプロ系、ロベルト系が上位です。

全体的な印象としてはスピードに長けた血統よりもサンデー、ロベルト、リファールと瞬発力に長けた血統の方が優秀です。

最終直線が長い競馬場であるので、長い直線を走り切ることのできるサドラーズウェルズ系の好走も目立ちます。

母内包血統データ

母内包血統データ内包数
ミスプロ18
サンデー15
グレイソヴェリン12
ノーザンダンサー12
ボールドルーラー10
ニジンスキー10
リファール7
ロベルト7
ノーザンテースト7
ダンジグ6
ネヴァーベンド6
白富士ステークス(L)、プリンシパルステークス(L)、オクトーバーステークス(L)、フローラステークス(GⅡ)、天皇賞(秋)(GⅠ)の過去10年データから算出

母内包血統ではミスプロ系、サンデー系が上位です。

特徴的なのはグレイソヴェリン系、ノーザンダンサー系、ボールドルーラー系、ネヴァーベンド系が多い点でコースの距離以上にスタミナが求められます。

このコースでは、総合的な能力が求められるため父、母父で決め手(スピードや瞬発力)を持ち、母系でスタミナを補う馬が勝率が高いようです。

Course

Posted by dooto0731