【東京競馬場芝2400m】過去10年データから勝てる血統を考察
コース解説
東京競馬場芝2400m 開催レース
日本優駿(GⅠ)
優駿牝馬(GⅠ)
青葉賞(GⅡ)
ジャパンカップ(GⅠ)
コースの特徴
東京芝2,400mコースは、日本ダービーやオークス、ジャパンカップといった主要なレースが開催される舞台で、純粋な実力が求められる競馬コースです。
このコースはスタミナと瞬発力の両方がバランスよく必要とされる点が特徴です。
スタートしてから約350mは平坦で序盤の1.2コーナーは緩やかな下り傾斜でスムーズな走行が可能ですが、2400mの距離を走るためスローペースで進むことが多いです。
向こう正面は450mほどの距離があり、アップダウンが続くため馬の体力温存が重要となります。
後半の3.4コーナーでは少しずつペースを上げ、特に待機していた馬が仕掛けを始めるポイントでもあります。
最後の直線は約525mで2.1mの上り坂があり、ここで馬の脚力が試されます。
上り坂を越えた残り300mはフラットで、差しや追い込み馬の末脚が重要になるポイントです。
直線の長さや急坂の存在から、スタミナ・スピード・瞬発力が勝利の鍵となり、実力馬が勝利しやすいコースです。
枠は内枠が圧倒的に有利になっており、外枠は不利です。
ペース | ハイペース | ミドルペース | スローペース |
回数 | 8 | 9 | 23 |
発生確率 | 20% | 23% | 58% |
枠 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連帯率 | 複勝率 |
1 | 10 | 10 | 5 | 48 | 13.7 | 27.4 | 34.2 |
2 | 6 | 3 | 7 | 58 | 8.1 | 12.2 | 21.6 |
3 | 5 | 3 | 5 | 54 | 7.5 | 11.9 | 19.4 |
4 | 1 | 7 | 5 | 64 | 1.3 | 10.4 | 16.9 |
5 | 6 | 5 | 2 | 67 | 7.5 | 13.8 | 16.3 |
6 | 4 | 4 | 3 | 68 | 5.1 | 10.1 | 13.9 |
7 | 6 | 6 | 7 | 90 | 5.5 | 11.0 | 17.4 |
8 | 2 | 2 | 6 | 100 | 1.8 | 3.6 | 9.1 |
騎手 | 勝率 | 連帯率 | 複勝率 |
C.ルメール | 41.9% | 66.1% | 71.0% |
D.レーン | 25.9% | 37.0% | 51.9% |
J.モレイラ | 20.0% | 50.0% | 70.0% |
川田 | 12.5% | 37.5% | 41.7% |
田辺 | 10.0% | 35.0% | 52.5% |
松岡 | 15.0% | 30.0% | 30.0% |
武 | 11.8% | 23.5% | 35.3% |
戸崎 | 8.3% | 21.7% | 28.3% |
過去10年間血統データ
父系統データ
父系統 | 1着 | 2着 | 3着 |
ディープインパクト | 14 | 13 | 12 |
ハーツクライ | 6 | 5 | 5 |
キングカメハメハ | 3 | 4 | 2 |
ルーラーシップ | 2 | 2 | 1 |
ドゥラメンテ | 2 | 1 | 1 |
オルフェーヴル | 1 | 2 | 1 |
キタサンブラック | 1 | 2 | 0 |
ゼンノロブロイ | 0 | 2 | 1 |
エピファネイア | 1 | 1 | 1 |
ブラックタイド | 1 | 0 | 2 |
ロードカナロア | 3 | 0 | 0 |
ディープインパクト産駒、ハーツクライ産駒が上位でした。
ミスプロ系のドゥラメンテやロードカナロアは血統内にサンデー系を含むためサンデー系の影響がかなり強いレースです。
サンデー系、ミスプロ系がほとんどを占めていることから、日本競馬への適性が非常に大切であるため、ダンジグ系、ロベルト系などは割引対象になります。
母父血統データ
母父系統 | 1着 | 2着 | 3着 |
ミスプロ | 7 | 12 | 12 |
サンデーサイレンス | 8 | 5 | 5 |
ロベルト | 5 | 3 | 5 |
ヴァイスリージェント | 5 | 3 | 3 |
ボールドルーラー | 2 | 2 | 2 |
ストバ | 2 | 4 | 0 |
上位は日本競馬への適性を補うようにサンデー系産駒にはミスプロ系、ミスプロ系産駒にはサンデー系となっている馬がほとんどです。
ロベルト系、ヴァイスリージェント系は父ミスプロ系、サンデー系どちらでも問題はありませんが、ストームバード系は父サンデー系しか馬券内に入っていません。
注目したいのはボールドルーラー系で長い最終直線に適性を持つSeattle Slewを内包した馬が近走かなり好走しています。
母内包血統データ
母内包血統 | 内包回数 |
ミスプロ | 20 |
サンデー | 12 |
ボールドルーラー | 10 |
ダンジグ | 8 |
グレイソヴェリン | 8 |
ノーザンダンサー | 8 |
ヒムヤー | 6 |
ヌレイエフ | 7 |
上位は日本馬場適性のミスプロ系、サンデー系でした。
母内包血統では、ボールドルーラー系、グレイソヴェリン系、ノーザンダンサー系などスタミナの補完をする傾向が強く出ていました。
おすすめ血統
・父系統は日本馬場適性の高いサンデー系とミスプロ系
・母系統は父系統同様サンデー系とミスプロ系または最終直線で能力を発揮できるボールドルーラー系
・母内包血統はボールドルーラー系、グレイソヴェリン系、ノーザンダンサー系などスタミナの補完ができる血統
・血統内にサンデー系もしくはミスプロ系は必須
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません